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読み聞かせエピソード

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イラスト:sowsow

『毎年4月には』

大学生の時に初めてボノロンを手にして以来、20年間もらい続けています。
現在、私は小学校で教師をしています。
毎年4月になると、担任を受け持つ学級で必ず2005年に発行された「雪ホタルの巻」の読み聞かせをしています。
それも今年でもう19回目になります。

学級には、今までのボノロンを集めたコーナーがあります。
薄い冊子のボノロンですが、20年分ともなると本棚はぎゅうぎゅうです。
何度も読まれ、ぼろぼろになった表紙を、知らぬ間に子どもたちがテープで補修してくれていたり、発行順に並べかえてくれたり。
読み聞かせからボノロンが子どもたちに広がり、学級の愛読書になり続けています。
心がやさしくなるボノロン。
「ボノロンタイム」として、ただひたすらボノロンを読む時間を設けたことも。

国語の時間には、おすすめのお話を発表し合ったこともあります。
みんな大好きなボノロン、20年目もありがとう!

滋賀県 ペンネーム:かあず 41才

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