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読み聞かせエピソード

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イラスト:羊の目。

『本を読む楽しい時間を伝えたい』

私は小さい頃からボノロンが大好きで、セブンーイレブンに行くたびに、
新しい号が出ていないか確認していました。
本が大好きだった私にとって、無料でもらえるボノロンは
他の本とは違う特別さがあって、いつも楽しみにしていました。

今、私は保育園で保育補助のアルバイトをしています。
ある日、子どもたちに「ボノロンって知ってる?」と聞いてみると、
「ボノロンってなあに?」という答えが返ってきました。
どうやら最近の子どもたちは本よりユーチューブや
テレビを見ている時間の方が長いようで、
ボノロンのことを知っている子はひとりもいませんでした。

そこで数年ぶりにボノロンをもらって、
保育園の子どもたちに読み聞かせました。
すると「ボノロン楽しい!! 先生もっと読んで!!」と言ってきたり、
ボノロンをお絵かきしたり、みんなボノロンが大好きになりました。

それ以降、ボノロンの発行日になるとセブンーイレブンにもらいに行き、
子どもたちに読み聞かせています。
みんな新しいお話を楽しみにしていて、
まるで小さい頃の自分を見ているようです。

デジタル化が進む社会で、本を読むことの楽しさを
子どもたちに教える機会を与えてくれたボノロンには
感謝の思いでいっぱいです。
私自身も、またあの頃のようなワクワクした気持ちをもらえて幸せです。
これからもボノロンを次の世代に伝えていけたらと思います。

千葉県 ペンネーム・かなさんどぉ 17歳

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