今は大きくなってしまった子供達ですが、幼い頃は私が読み聞かせをしていました。
「ボノロン」の物語もその一つで、子供達が寝る前に最新号を手に入れては読み聞かせていました。
「ボノロン」はいいお話が多いので、最初は笑って読み聞かせられるのですが、最後にはいつも泣かされました。
おかげで子ども達から「パパ、どうして泣いてるの」「そんなに悲しいお話なの」と聞かれて、恥ずかしい思いをしたこともしばしば。そのたびに「きっともう少し大きくなったら、パパと同じように泣くと思うよ」と答えておきました。
その子ども達も今や17才と13才。
感動的な映画を観て泣くこともあるそうなので、きっと「ボノロン」を読んでも泣くだろうなと思いますが、いかんせん今はスマホに夢中。
私が泣いた理由はきっとパパやママになってから理解してくれるでしょう。
岐阜県 ペンネーム やまやま