6歳の娘は、私の影響で、博物館や骨董品が大好きです。
特に日本刀が何よりのお気に入り。
先日は、貴重な日本刀「山姥切国広」を 一緒に見に行きました。
「これが、やまんばを切ったという逸話がある刀だよ」
と話すと、興味深そうに眺めていました。
それからしばらく後、やまんばと鬼が出てくる
お気に入りの絵本を読んでいたときのことです。
「山姥切国広って、このやまんばを切っちゃったの?」
と悲壮な顔で言うので
「絵本に出てくるやまんばは良いやまんばだから、
切らないよ。人間にも良い人と悪い人がいるように、
山姥切国広は、悪いことをしたやまんばを
切ったんじゃないかな?」 と話しました。
子どもは親が思う以上にたくさんの影響を受けているし、
時間が経っても覚えているものなのだなあ、
と感慨深くなりました。
これからも家族で、骨董品鑑賞や絵本を楽しみたいと思います。
千葉県 光山 沙織 35才