娘が生まれた時から、絵本の読み聞かせや 本に触れる機会をたくさん作ってきました。 その娘も一歳をすぎ、少しずつ表現が 豊かになってきました。
ある日のこと。娘は絵本の同じところを 何度も開いたり閉じたりして 私がそのページを読むまで声をあげて待っていました。 そのページには「あっはっは」と、大きな文字で書いてあります。 私はハッとしました。 ここを見せてくれる時は決まって、家事で忙しくしていたり、 体調がすぐれない時だったのです。 娘はまだ自分の思ったことを 上手に表現できないながらも、絵本を通して 「笑って元気出して!」「もっと遊ぼうよ!」 と、私に伝えてくれていたのです。
成長の嬉しさとともに、この思いやりの 気持ちを大切にしてほしいと強く感じる出来事でした。 いつも優しさと笑顔をありがとう。
愛知県 ペンネーム リカちゃんの母 36才